水からの伝言


とてもおもしろいものを見せてもらった。

水からの伝言」(出版 波動教育所)という本で、いろいろな言葉や音楽などを水(ふつうの水です。蛇口をひねると出てくる水)にきかせたり、みせたりして、その水の結晶がどういう形になるかを写真にとったもので、これが実にすごい。

通常、水の結晶は六角形で、すべての水がそのようになると思っているかもしれないけど、どうやらそうではないらしい。

実は水にきかせる言葉や音楽、あるいは水に見せる文字で、全然そうではないようです。たとえば、ベートーベンの田園、これをきかせた水は、六角形よりかなりゴージャスな結晶となるし、ヘヴィメタをきかせた水は、結晶の形ができない、醜悪なものになった。

この実験結果でおどろくべきことは、言葉や音楽を「きかせる」ばかりでなく、文字を紙に印刷して「見せる」ことでも、水の結晶の形に影響をおよぼすということ。

一晩水の入った瓶に、「ばかやろう」と書いた紙をはりつけてみると、六角形の結晶の形にはとどまらず、真ん中が穴があいてしまうし
You fool」と英語になると、またちょっと違っているが、どちらといえば、英語の方が悲惨な感じ。

あるいは、「ありがとう」という文字をはると、その水の結晶は本当にきれいな、感動的なまでにきれいな六角形の結晶となってました。
この本に数多くの結晶の写真がありましたが、私の目にはこれが一番感動的に美しかった。

同様に「」という文字は、さらにきめ細かい美しい結晶となってました。

一方、最近ちまたではやりの「むかつく」「殺す」という言葉。
これをきかされた水の結晶は、無惨なもの。これは、なにかの形なのかと思うほどにぐちゃぐちゃになってました。

なにげなく使っている言葉、「○◎しようね」「○◎しなさい」という言葉。

これも、前者ならば、とてもきれいな六角形の結晶になる。
きれいな、というよりかわいらしいといった方がいいかしら。

ところが、「○◎しなさい」と後者になると、ざっくり穴があいて、不気味な感じ。

口にする方がなにげなくても、それをきかされる方は、これだけ印象が違うということの一例になりますね。

私たちの体は、水分が2/3ともいわれている。
自分でわかっていなくても、たとえば、「ありがとう」といわれたら、体の水分はそれなりの反応をし、「むかつく」といわれれば、またそれなりの反応をしていることになります。

とくに「むかつく」系の言葉が散乱している現代社会においては、私たちの体の中の水たちは、ぐちゃぐちゃにされて悲鳴をあげているといえるでしょう。
これならみんなが半病人状態なにも頷ける。

水は六角形の結晶がつくれる状態でこそ、「正常」なのだろうから。

言葉は音だから、イコール波動というのはイメージでつかみやすいと思います。
しかし、音ではなく、目にする文字、これにも波動があるのだろう。

その文字にこめられたその人の心が伝播する、といったらいいんだろうか。

いずれにしろ、言葉というもの、文字というものの人体への影響は、すごいものといえるでしょう。

むかつく、だなんてもういえないわ(苦笑)。

それはもう、ピストルよりも、剣よりも、相手をこなごなにぐちゃぐちゃにする「武器」だもの。
「ありがとう」の言葉、優しい言葉、相手をはげます言葉、そういう言葉だけが、私の口から出ますように。

すべての人の水が、いつもきれいな結晶をつくっていられますように。

お互いが、相手のダイヤモンドの輝きをいつも見ることのできるように。

水の結晶

関連の日記




壁紙の提供は